布の使い道


私たちがお届けするラオスの手織り布。素材にも色にもこだわって織り子さんが手間ひまかけて織っています。見ているだけで美しいのですが、「綺麗なシルクの布、欲しいけどどうやって使ったらいいかわからない」というお問い合わせをよくいただきます。ラオスでは「シン」と呼ばれるラオスの伝統衣装である巻きスカートに仕立てることが多い(というよりもはやほぼ一択)ですが、日本ではそうもいかずサイズも大きめなので悩みますよね。そこで今回はLuLaLao布の使い道についてご紹介します。

 

ラオスのシンスカート

 

■使い道その1 そのまま飾る

何も手を加えずにそのまま飾ってしまいましょう。お客さまのお声を聞いていると、この使い道が最も多い気がします。壁からタペストリーとしてかけたり、サイズを調整して額縁に入れて飾ったり。サイズを調整する場合は折りたたむ方法とカットする方法があります。上下左右特に決まりはありませんので、ご自分のお好きな箇所を選んで見せる柄の出し方をぜひ工夫してみてください。布によっては裏側の柄が好きだとおっしゃる方もいらっしゃいますよ。なお、カットする際は裁ちばさみで丁寧に裁断してください。カットした箇所は端がほつれやすくなってしまうので、ミシンもしくは手縫いでまつり縫いで処理するのをおすすめしています。(ミシンのまつり縫い機能はお使いの機種によって異なります。ご確認ください。)

 

■使い道その2 作品をつくる

お裁縫が得意な方は作品をつくってみてはいかがでしょうか。お洋服やカバン、ポーチなど好きなものに仕立てて使うのも素敵ですよね。ラオスの布を身に付けて、なんだか異国気分を味わえるかもしれません。ちょっと派手だなぁと思う柄も、スカートやカバン、ポーチなどの作品に変身すると思っていたよりも馴染みが良くておすすめです。小物はプレゼントにも最適ですよ。綿も絹も肌に優しい素材なので、ワンピースやトップス、スカートなどは気持ちよく身に纏っていただけます。

 

使い道その3 クッションカバー

作品をつくる中でも、クッションカバーは圧倒的人気です。お裁縫の技術が必要ですが、簡単な作り方も書籍やインターネットで出ているので、苦手な方もぜひ一度チェックしてみてください。クッションカバーを変えるだけでお部屋の雰囲気って変わりますよね。その日の気分で変えてみてはいかがでしょうか。

 

■使い道その3 はおりものとして使う

ストールや大判ショールのようにして羽織る使い方も人気です。綿も絹も夏は涼しく、冬は暖かい素材なので、お出かけのお供にも最適です。お好みでカットしてサイズ調整してお使いください。

 

■使い道その4 カバーとして使う

ベッドの上からフットスローとしてかけるだけで、いつものベッドが、寝室が一気に華やかになります。またソファカバーやテーブルクロスとしてもおすすめです。お部屋を彩るアイテムとしてお役に立てるはず。

 

■使い道その5 着物の帯

お着物をお召しになる方は帯に仕立てたいとおっしゃる方が多いです。渋い色から派手な色、柄も多種多様なラオスの布。和装に映えること間違いなしですね。まわりとは違う帯のお仕立てにいかがでしょうか。(現在帯に仕立てやすい布の開発に取り組んでおります。)

 

以上、5つの使い道をご紹介しました。今回ご紹介したのはあくまでも一例です。もちろん使い道に制限はありませんし、お好きなように愛でていただければ嬉しいです。「うちではこんなふうに使ってるよ!」と、良いアイディアがありましたらぜひ教えてください。みなさまのご意見ご感想をお待ちしております。